該非判定の期限

地球

宇宙ステーションから油井宇宙飛行士が「地球は宇宙から見て小さく、大事にしなければならない」というメッセージを送ってきた。
今までには「地球は青かった」とか「私はカモメ」とかその人の感動を表現していた。
(翻訳上少し事実とは異なるとも言われているので間違った解釈になるかもしれないが)
それに対し油井さんは素直な表現で問題提起をしている。まずは地球温暖化のような環境問題を連想させるけど、それだけでなく、いつまでも紛争を続けている人間社会のありようを心配しているようにも受け取れる。地球にいて地球を考えるのと宇宙から小さな地球を見て感じることは何か違っているのではないだろうか。
自分たちはいつまで該非判定をし続けなければいけないのだろうか。

2015/9/9  田原 譲