自己紹介 (八若 洋平)

CP&RMメンバーの八若(やわか)です。

戦争をなくすためには、武器の輸出拡散をなくす。この理念が外為法に反映されています。よく「憲法9条があるから戦争に巻き込まれない」という意見を聞きますが、これではグローバルな見方が欠けていると思います。最近のテロや大国主義にどう立ち向かうというのでしょうか、考え方が幼稚ではないでしょうか。

わたしの生まれは滋賀県の田舎ですが、戦争といえば、B29や空襲の記憶があり、終戦日の玉音放送もよく覚えています。
私は化学屋で、高分子の研究開発関連の仕事を約40年間やってきました。
研究開発とは高分子を作り出すのが主で、最終的な用途を見極めて、それに最適な高分子を選定し、そのためのグレードを確立するのがその仕事でした。例えば、食品包装材(ガスバリヤー樹脂)、自動車部品として燃料タンク(ポリエチレン)、湿式摩擦材(フェノール樹脂)などがあり、様々な分野の雑学も必要になります。
その延長線上で、リスク管理についてはいろいろと経験がありましたが、外為法については門外漢でした。
しかし、これまで経験した技術や雑学の知識を生かせる分野だと思い、CP&RMセンターに参加しました。
現在の心境は、安全保障貿易管理の分野で、早く一人前の専門家になり、役に立つことです。今年、STC Associate(CISTEC)を取りましたが、今後更にレベルアップ出来ればと考えています。

CP&RMセンターの皆さま、一緒に頑張りましょう。